それスノパラパラ出の宮舘担と言っても
過言ではない。気持ちはパラパラ出宮舘担の爆誕である。
何が起こったのだろうか。そう、あれは日曜の深夜。ソファの上にいた。仕事に忙殺され、私の精神は軽くキャパシティを超えていた。どれくらいのキャパシティで迎え入れればいい?どれくらいのスペースがあれば全部とっておける?違う、それはstereoだ。関ジャニ∞時代錦戸亮さんの名ソロ曲だ。ソファの上で私はスマートフォンを手にしていた。動画の海に溺れているオタクこと私、何からチェックしていいか戸惑う。人生の波。クソデケェ。その中で私の頭は何の気なしに「それSnow Manにやらせて下さい」を選んでいた。今思えば私の脳が見ておかないと生命の危険に及ぶことを全身に伝えていたのかもしれない。これ何?
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パラパラの向こうに世界が見えた。
ダメだダメだダメだダメだダメだダメだ。危ない、現実に戻ってきた。どうやら私は三途の川を渡り掛けたらしい。何でだ。わからない。記憶がない。記憶という概念すらなくなってしまった。私は何を見たのだろう。今でもわからない。記憶がないから1日寝かせてもう一度見た。二度、三度、幾度となく見た。多分1日でこんなにも同じ動画を見た事はないだろう。ここだけでいったら瞬間最高視聴率100%だ。意味がわからないがそんな感じだ。
沼へ足を突っ込む音がした。一度ハマったら二度と抜け出せない、そんな沼へ足を突っ込んでしまった、いや、私は自らその沼へと足を突っ込んだのだ。
そうだ、宮舘くんはずっとおもろ側の人間だった。あんな時もこんな時も、ずっとだ。記憶のある限り思い出す。Jr.dexのハンバーグ師匠も、7Gのブラジリアン脱毛綱引きも、パフォーマンスの度に運命を切り裂く衣装も、全てすべておもろ側だった。宮舘くんって最高だな。
それにしても私はまだ受け止めきれていない。
それこそ渡辺くんだ。「いや、何で?」そう思うのに、見てしまうのだ。スタジオがまるでミュージカルステージだった。あの空間がブロードウェイだった。「いや、何で?」
脚長い。太ももムチムチ。おしりもムチムチ。肩周りもムチムチ。「いや、何で?」目にかかる流した前髪。純白なスーツ、陶器のようなもち肌。「いや、何で?」
「いや、何で?」のサブリミナル効果。
さっきまで康二くんのパラパラを真似して踊る宮舘くんは、赤ちゃんのようなかわいいきゅるるん具合だったのに。殻を破り捨てた全身真っ白な宮舘くんは、とてもとてもかっこよかった。まるでサナギから生まれ変わった蝶のようにそれはそれは綺麗だった。まさに「美」だった。この数秒でこんなにも壁の高いギャップを生み出すアイドルがいただろうか。いた。宮舘涼太である。
何よりも、おもろ側の宮舘くんを1番楽しんで愛しているのは渡辺くんであることが最高だった。笑い倒れる渡辺くん、宮舘くんのおもろを生かすツッコミ、とても最高だったよ。
宮舘くん「答えは1つだよ」渡辺くん「何?」宮舘くん「番組を盛り上げたいから。」最高!!!!!!!!!だてなべforever!!!!!!!!!
きっと私は一生かけて宮舘くんのパラパラを受け止めていくのだろう。そう、
追い追い。
いや、重ない?
しかし、こちらからしたら「どうした、宮舘」問題だ。なぜこんなにも宮舘くんは最高を更新してくるのだろうか。その疑問の答えはきっと永遠に解明できないのだろう。なぜなら今、この瞬間も今日も明日も宮舘くんは最高ハードルを超えてくる。私達はいつでも最高カーニバルだ。宮舘くんを産んでくれてありがとう神様。
世は宮舘くんの個性が大爆発している令和時代、宮舘くんの発する言ノ葉、ひとつひとつがすべておもろい。こんな人おる?おもろすぎて愛おしくて宮舘くんのボキャブラリーをまるごと心の宝箱に永遠に大切にしまっておきたい。おねだりラウール「ひねりすぎちゃって表だもん」明朝体のテロップを彫刻刀で胸に刻み込みたい。
話し出すとキリがなくなってしまうので、それスノパラパラ回における宮舘くんの尊さについてはまたいつか、お話することとしましょう。ところで宮舘くんにお伺いしたいことがあります。
なんでそんなにボタン開けてんの?ここだけ、伏線回収されてません。
その夜、とりあえず久しぶりに米を炊いた。